2つの道は、同時には進めない、という話。

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多摩川サイクリングロード

2つの道は、同時には進めない、という話。

皆さん、いかがお過ごしですか? 輪太郎です。

さて、今日は「2つの道は、同時には進めない」という話をさせて頂きたいと思います。
前回の記事と、ちょっと似ている話です。

まだお読みになっていない方はコチラ
         ↓
後悔する人は、どっちを選択しても後悔する、という話。

結局は、
・「常にベストチョイスをしたい」「損をしたくない」という100点主義の弊害
・自分の選択に自信がなく、何を選択しても失敗だと感じてしまう

という事なんだと思います。

解決策は、「自分の選択は常にベスト」という自信を持つことだ、という、私の意見でした。
勘違いでも思い込みでもいいんです、その方が気が楽なので。

前回の話にも言えるんですが、「選択したら、あとはもう考えない」という提案です。

あっちの道の方が空いていたんじゃあないか?

以前、取引先の人とタクシーに乗っていた時のことです。

彼は時間を気にして、イライラしていました。
特に、向こうからしたら得意先である私が「遅刻嫌い」であることを知っているので、さかんに運転手さんを煽るのです。

確かに私は、約束の時間に遅れることが何より嫌いです。
でも、タクシーに乗った以上、運転手さんに任せるしかありませんし、もし間に合わなかったとしても、運転手さんのせいではありません。急いでいるのは、こちらの勝手な都合なのです。

「運転手さん、こっちの道の方が混んでたんじゃないの?時間無いんだけど!」

言っても仕方のない事を、さかんにまくしたてて運転手さんを責めるので、さすがに見かねて、

「向こうの道はもっと混んでるかも知れませんよ? 同時に2つの道を行けるわけじゃないから、どっちが混んでたかなんて分かりっこないですよ。この道を走っちゃってるんだから、もうほかの道の事を言ってもムダじゃありません?」

とたしなめてしまいました。

選択したら、あとはもう考えない

選択したら、あとはもう考えない。

これ、ラクに生きる上でとても大事だと思うんです。
選択してしまってからアレコレ言うくらいなら、選択するまでにもっと考えるべきです。

このタクシーの例で言うなら、タクシーを選択した以上、自分で運転するわけにはいかないのだから、もう運転手さんに任せるしかありません。

運転手さんを責める前に、もっと早く出るとか、事前に自分で道を調べて運転手さんに指示するとか、「タクシー乗車」という選択の前に対策出来ることがあったはずです。
この時刻に渋谷でタクシーに乗れば間に合う、という、自分の勝手な思い込みで、運転手さんを責めるのは理不尽です。事故や渋滞など、日常茶飯事なのですから。

この時の事を思うと、考えても仕方のないことを考えて消耗する人って意外に多いんだな、とあらためて感じます。

「あの資格に受かっていたら、もっと違う人生になっていたかも」
「もしあの時の彼女と結婚していたら、もっと幸せになっていたかも」

でも、別の道を来てしまっているんですから、そんな事を考えるのは全く無駄です。
自分の中のエンタメとして楽しむレベルなら「あり」かもしれませんが、それで思い悩んだりヘコんだりするのなら、絶対に「なし」ですよね。

同時に別の道は進めないんです。

選択しなかった方はどうでもいい、選択した方に集中する

つまりは、そういう事です。
時間は有限ですし、体は一つです。

中途半端な満点主義や、責任なしに100%を求めるから、自分の選択した道を疑うのだと思います。

私は65点主義で、35点の失点は許します。
ですので、失った35点のことは全く考えません。

65点主義ではあっても、選択したものには責任を取りますし、集中します。

65点でいい、という考えもラクチンですが、「35点の失点なんかどうでもいい」という考え方は、さらにラクチンです。

考えても仕方のない事は、考えない方が人生ラクですよ、というご提案でした。

※輪太郎のサブブログ【ことだま】のオススメ記事

「次、生まれ変わったらこうしたいとか言う人がおるけど、次はないよ。」


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