
勤労感謝の日! 二宮尊徳の言葉「貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く。」カード貧乏していませんか?
皆さん、いかがお過ごしですか? 輪太郎です。
今日は勤労感謝の日です。
勤労しなくなって、間もなく半年。
今更ながら、働く事って尊いなァ、と実感しています。
(私が言うな、という話ですね。。。)
で、今日は「働く」ことに関係した話です。
勤労と言えば、二宮尊徳。ソントクではなく、タカノリと読むのが正解らしいですが、まァどっちでもいいです(笑)。
彼の言葉で、
「貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く。」
というものがあります。
今日は、この言葉の教訓を、実生活に置き換えて考えてみたいと思います。
カード払い最大のメリットを「後払い」と考える人、要注意。
何でカード使うの? と聞いたら、多くの人は「今お金がなくても買えるから」と答えるでしょう。
でも、コレを読んでいる皆さんは、そういう発想から脱却しましょう。
あまり勝ち負けを言いたくありませんが、そういう発想の人は明らかに「負け組」予備軍です。
二宮尊徳先生の言葉を思い出しましょう。
「貧者は昨日のために今日働く」のです。
先月買ったものの支払いが今月来るので、今月働いているのです。
常に、後手後手なのです。
ツケを払うために、働いているのです。
これでは、いつまでたっても未来が後回しです。
では、お金持ちは?
「 富者は明日のために今日働く 」のです。
今日、頑張って働いたお金を、未来の豊かさのために投資できるのです。
早期リタイア、不労所得、、、ツケを回している人には無理です。
厳しい言い方ですが、ツケを払うのにヒィヒィ言っているのでは、早期リタイアも、不労所得を得ることも、まず無理です。
それを許される人は皆、 明日のために今日働いているのです。
買い物は「今、買える」ものしか買いませんし、「豊かになってから、いくらでも買える」と思えば、欲望に任せて買い物をすることもありません。
クレジットカードの請求を見て溜息をついている人は、たぶん一生、過去の買い物の支払いに追われることでしょう。
後払いはメリットではない、という理論
後払いだとラク、だと考えてしまいますが、そんな事はありません。
勤め人なら、給料はある程度一定ですよね。
それ以上の買い物は出来ないわけです。
お小遣いが5万で、毎月カード請求が5万来ているのなら、一年に払う額は同じです。
来月払っても、今月払っても、トータルすれば同じ額なんです。
ですので、ラクになるのは、実は最初の1か月だけなんです。
あとは常に、1か月遅れで払っているだけで、ラクになっているわけではありません。
これは、収入が増えるまで変わりません。
逆に言えば、ツケ払いが無ければ、来月は5万円、丸々浮きますよね。
それなら、多少の額なら急の出費にも対応できます。
ツケがあると、その分の自由度が減り、有事の対応の足かせになる可能性があります。
たった5万円、しかもたった1回、後で払うというメリットの為に、一生一か月遅れの生活を強いられるのです。
それなら、5万円ぐらい、ツケにしない方がメリットが大きいと思いませんか。
とはいえカードは必需品。賢く使おう
とは言え、この世の中、カードを使わないわけにはいきません。
「常に枠内の残高がある」か、「現時点で支払予定額分の手持ちがある」のであれば問題ないですね。
来月の給料が入らなければ払えない、という使い方をしている人は、1か月でいいから禁欲生活をして、ツケのサイクルから脱却すべきです。
そう考えるとDEBITカードというのは合理的です。
私は借金が大嫌いなので、ETC以外はなるべくDEBITを使うようにしています。
(ポイントやマイレージが得なのは分かっていても、好き嫌いには敵いません)
ましてや、リボ払いなどもってのほかです。
このシステムを利用する人は、多分一生、お金を貯めることが出来ません。
お金を効率よく増やすためには「複利」を利用しなければなりません。この威力は凄まじく、かのアインシュタイン博士が「複利は人類最大の発明だ」と言ったほどです。
リボを使う人は、この逆の発想を行っています。
払わなくていい金利を払い続けるのです。
利息をうまく使うのが「金持ちになるコツ」ならば、余分な利息を払うのは「貧乏になる秘訣」なのです。
クレジットカードは、たまたま便宜上「後払い」になっているだけで、それを目的とするべきではないのです。
ポイントやマイレージを賢く使えば、現金よりもはるかに大きなメリットがあります。
ショッピングサイトのブランドカードも、賢く買うコツでしょう。
クレジットカードは、お金を増やすために使うものなのです。
(支払いがお得になるなら、それはお金が増えたのと同じことです)
それこそ、ソントクで考えましょう!
リタイア済の私が思う「働く」ということ
そんなわけで、昨日の欲望のために今日奴隷になるのではなく、今日働いたために明日豊かになる、という考え方にスイッチしませんか、という話でした。
ここからは、リタイアした私が思う「働く」意味について、書かせて下さい。
特に、早期リタイアしたい人たちに、先輩としてお話ししたいです。
働くのがイヤだから、とか、ラクしたい、とか、そういう気持ちでリタイアしても、多分豊かにはなれません。
私事ですが、私には目標があり、その為にリタイアしたようなものです。
そのかわり、フツーの人の一生分 ×2 くらい、働いた自負があります。
人の倍働いて、人の倍稼げば、人生もう1回分のお金が残りますよね。
ならば、働かなくても生きていけます。
当たり前の話なんです。
人より早く宿題を済ませば、皆が勉強しているときにいち早く遊び始めることができます。
宿題の量が減ったわけではありません。
早く遊ぶためには、それ相応の努力が必要なんです。
ですので私は、働くことがどんなに尊いか、良く理解しているつもりです。
リタイアしたからといって、ズルして逃げたわけではありません。
一生分の労働を皆より先に終えたので、「やりきった感」があるのです。
この「やりきった感」を得ないままリタイアしても、人生の充足感は得られないと思います。
今、働いていて遊ぶ時間が無いから、遊びたく思うのです。
自由に遊べるようになると恐らく、遊ぶことの充足感は目減りします。
限られた土日だからこそ、価値があるということもあるのです。
働く、って、多くの場合、誰かのためになりますよね。
パン屋さんなら、それを食べて喜ぶ人がいる。
働く、ということは、絶対に誰かのためになるんです。
誰かが求めるから、その職業が成り立っているんです。
字の如く、働くことは「人のために動く」ことです。
人が一人で生きていけない以上、誰かのために動くことは、絶対に必要なのです。
ですので、私は今後、お金の為に働くことは二度とありませんが、社会に貢献したいという気持ちで、なんらかの労働に関わる可能性はあると思っています。
スミマセン、、、力が入っちゃった。
安易なFIREとかが流行っているので、それに対してはチョット意見がありましたし、安易な怠け者と同類に見られたくなかったので、お話しさせて頂きました。
いつもお読みになって頂いて感謝しております!
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